私はこの愛らしい帯留めたちを一年を通して愛用していますが
この透明感とシュワシュワっと泡が入ったガラスの質感は
特に今の季節に合いそうです。
琉球ガラスはもともとは透明なガラスだったのですが
戦後のモノのない時代の沖縄で
アメリカ兵たちが捨てたコーラやセブンアップなどのガラス瓶を拾い集め
それを材料に作り始めたのが現在の美しい色の原型。
廃瓶を再利用しているので普通のガラス細工と違い
ぽってりと厚みがあり小さな気泡が入っているのが特徴です。
娘の通っていた小学校では6年生になると
沖縄での地上戦、基地問題を通して平和について学ぶ沖縄学習が始まります。
4月から学習が始まり、夏休みの研究は沖縄について。
娘は私が締めていたこの帯留めに興味をもち琉球ガラスについて調べることにしました。
図書館やIT情報に加え、生の声が聞きたいと
現地の伝統工芸士の方に直接手紙を出し、お返事をいただく中で
きれいな帯留めの歴史から思いがけず戦争の足跡が見えてきました。
夏休み研究の表紙には ”琉球ガラス” ではなく
”戦争が残していったもの”
と書いてありました。
この帯留めを見ていたら、ふとそんな2年前の夏を思い出しました。

透明だったり、濁っていたり、色が濃かったり薄かったり・・・
一つ一つ、色も形も大きさも異なり全く同じものはない。
ガラスなのになぜかぬくもりを感じます。
写真は全て桃原正男(とうばるまさお)作。
世界にたった一つのお気に入りたち。
今でも材料のほとんどに廃瓶を使っているそう。
たしかに、このグリーンの帯留めはセブンアップ?!
いや、日本酒かな??










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